私たちは初めて会う人に対して、「爽やかな人」とか「優しそうな人」など、様々な印象を瞬時に感じます。時間にするとおよそ15秒で第一印象は決まるとも言われています。
人の印象を決める要素として、話し方や話すスピード、声の響き、表情やしぐさ、動作など様々なものがあげられますが、その人の外見や装いといった視覚からの情報がその大部分を占めるといわれています。
(ここで言う外見とは、容姿のことを言っているのではありません。)
しかも、五感の中でも視覚が占める割合は約83%を占め、目から入ってくる情報はとても重要であることが分かります。
人は誰でも初対面であればあるほど、相手に対する不安感を持っています。
その不安感を除くポイントはあなたの表情です。無表情であったり、にらみつけたり、目を見ないで挨拶した場合は第一印象が悪くなります。節度がありながら親近感を与えられるよう、笑顔を心がけましょう。自然な笑顔は、初対面の方に安心感や親近感を与えます。自然な笑顔を浮かべるには、「目線は自然な高さに保って、目に力を入れずに相手を見る」ことと、「口元を心持ち引き上げる(口角を上げる)」感じにすると良いでしょう。
表情の明るさが相互の警戒心をなくし、身構えていた心を解きほぐしてくれるのです。
微笑みは万国共通で、心の扉を開く鍵なのです。
出会いの第一印象を良くすることにより、スムースな人間関係を築いていきましょう。